【実話】アタシの値段~a period~






ユキ





マヤ







俺が本当に大切なのは…





手放せないのは…






いったいどちらなのだろう。








バラバラになった時計と



ユキの名前を表示させた携帯を握り締めながら





俺は立ち尽くしていた。





この期に及んでも
マヤとの思い出を消し去ることのできない自分が居た。







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