【実話】アタシの値段~a period~






言うならば


俺にとってお前は


星のない夜空に


ぽつりと浮かぶ月のようで。




なくても 死にはしないんだろうけど

ないと 真っ暗で歩けない。


そんなところだろうか。




俺の全てと言えば嘘になる。


俺には仕事や 夢もある。


けれど その全てがうまく行かないんだ、きっと


ユキが居なければ。





こんな風に言うと

冷めた男みたいに聞こえるだろうけど。





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