天使
家に帰ったら

勉強をするしかなかった。

僕の通っている学校は

いちおう進学校だったため

予習復習というものをしないといけなかった。

僕はそこそこ勉強はできる子だった。

僕はほかのどのことよりも

伊東真奈美さんのことしか考えられなかった。

だから

伊東真奈美さんの邪魔をする勉強を

消し去りたかった。
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