不良彼氏☆泣き虫彼女
「やっと終わったぁ。あとは部屋の掃除だけだね」
「早く終わそうぜ」
「うん」
あたしが泣いてから
少しだけど
優しくなった
気がする。
最初に比べて
全然いい。
あたしは
黒板消しをした。
「と…どかない…」
あたしは
身長が150センチしかない。
ーどきッー
えっ?
今の何???
あたし
心臓なった?
そんな訳ないよね…
「消したぞ。」
「あ…ありがとう」
あたし
オカシイなぁ。
ただの
勘違いだよね。
この時は
まだ気持に
気づいていなかった…