不良彼氏☆泣き虫彼女


「やっと終わったぁ。あとは部屋の掃除だけだね」

「早く終わそうぜ」
「うん」


あたしが泣いてから
少しだけど
優しくなった
気がする。


最初に比べて
全然いい。



あたしは
黒板消しをした。
「と…どかない…」
あたしは
身長が150センチしかない。


ーどきッー
えっ?
今の何???

あたし
心臓なった?
そんな訳ないよね…

「消したぞ。」
「あ…ありがとう」


あたし
オカシイなぁ。
ただの
勘違いだよね。


この時は
まだ気持に
気づいていなかった…
< 22 / 34 >

この作品をシェア

pagetop