不良彼氏☆泣き虫彼女
あたしは
救急車に乗り
病院へと行った。
手術室の名前がひかり、あたしはただ「生きて」としか祈る事が出来なかった。
ー何時間が過ぎたのだろうー
「ご家族もしくは知り合いの方ですか?」
「はい…」
あたしは
指名された部屋へと入った。
「全力は尽くしました。残念ながら…もう生きる事はないでしょう」
あたしは
彼の元へと
全力で走った。
「ねぇ。目開けてよ。あたしたちこれからデートするんだよ?ねぇ。お願いだから…」
あたしは
一晩中泣いたんだ。