風のようなキミ


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「あんたって…。まさかこのまま親友でいるつもりなの?」

昨日あれからアイスを買い、断ったけど来ると言って聞かない唯に家まで送ってもらった事を話したところ、声を張り上げ、呆れるように言う杏。

「だってさ〜唯、私のこと親友としか思ってないし。」

ハアとため息がでた。

「そりゃねえ。美月が、積極的にアピールしないからじゃない。」

「恥ずかしいし…。それに私が唯に告って、振られるでしょ?気まずくなるじゃん。だったら…親友の方が私には向いてるかなってー「だからっそれがいけないのよ。」

なんでよと杏を睨み付けてみるが、杏の目は真剣だ。
「振られるかなんてわからないじゃない。それに、もう女遊びとかしてほしくないんでしょ?」


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