風のようなキミ


「だったらほら。告っちゃいなさいよ。意識はしてくれるでしょ。」



ね?と促され、


「確かに…そうだね。ーーー告白しようかな。」



ガタンッと揺れる机なんか気にせずにその場に立ち上がった私。


「わっ危ないじゃない。けどそのいきよ。」


さて。と言ってメイクを施す杏。




ーーー
ーーーー




「かわいいじゃない。さすが私。ふふっ」

杏の顔がにやけてる。
そんなに?と半信半疑ながらも手渡された鏡を見つめた。






「えっえ…?」

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