夜の女に恋をした
それから数日間、俺は仕事から帰って家に帰るという生活を続けた。
でも土曜日、えみちゃんから誘われてまたえみちゃんの家へ行った。
なんでも手料理をご馳走したいとのことだったから。
夕食の手作りのロールキャベツはおいしかった。
ポテトサラダも、麻婆豆腐も。
「まことくんさぁ、好きな人いるの??」
俺が麻婆豆腐を口に入れた瞬間に言われた言葉だった。
俺は豆腐をそのまま飲み込んでしまってちょっとムセた。
「ちょっと、大丈夫??」
いや、大丈夫だけど・・・辛いモノ飲み込むと結構キツってわかったよ。
「うん、大丈夫。ごめんごめん。好きな人?今は・・・いない。」
いない。
この言葉を言ってよかったんだろうか。
俺はもう悠嘉が好きじゃないんだろうか。
自分でもそのへんはわからない。
「そうなんだ。よかった♪」
えみちゃんは八重歯を見せ、満面の笑みだった。
よかった♪
これでもう完璧にわかった、えみちゃんに好かれてるってことは。
手料理とか言って部屋に呼ばれたときも確信に近い感じだったけど。
「えみちゃんは料理得意なの?」
「もちろん、なんでも作れるよ。」
親指を立てながら言われた。
古いよ。
でも、悪い子ではないし。
いやいい子だろう。
忘れるために使っていいかな・・・??
〔えみちゃん、俺と付き合わない??〕
よしあとは口に出すだけだ。
言うぞ、俺。
でも土曜日、えみちゃんから誘われてまたえみちゃんの家へ行った。
なんでも手料理をご馳走したいとのことだったから。
夕食の手作りのロールキャベツはおいしかった。
ポテトサラダも、麻婆豆腐も。
「まことくんさぁ、好きな人いるの??」
俺が麻婆豆腐を口に入れた瞬間に言われた言葉だった。
俺は豆腐をそのまま飲み込んでしまってちょっとムセた。
「ちょっと、大丈夫??」
いや、大丈夫だけど・・・辛いモノ飲み込むと結構キツってわかったよ。
「うん、大丈夫。ごめんごめん。好きな人?今は・・・いない。」
いない。
この言葉を言ってよかったんだろうか。
俺はもう悠嘉が好きじゃないんだろうか。
自分でもそのへんはわからない。
「そうなんだ。よかった♪」
えみちゃんは八重歯を見せ、満面の笑みだった。
よかった♪
これでもう完璧にわかった、えみちゃんに好かれてるってことは。
手料理とか言って部屋に呼ばれたときも確信に近い感じだったけど。
「えみちゃんは料理得意なの?」
「もちろん、なんでも作れるよ。」
親指を立てながら言われた。
古いよ。
でも、悪い子ではないし。
いやいい子だろう。
忘れるために使っていいかな・・・??
〔えみちゃん、俺と付き合わない??〕
よしあとは口に出すだけだ。
言うぞ、俺。