昨日の空
学校がいつものように終わって約束の月曜日が来たいよいよモデル開始の始まりなんだよね。自分にはできるかどうか自信がなかったけどやりだしたことだから。
5階まで事務所を上がってようやくモデル事務所の扉をあけた。「こんにちは」「いらっしゃい待ってたわよ」「まず、今日のスケジュールとこれからのスケジュールを書いた紙を渡すね。」「これがそれよ」「モデルクラブのスケジュールを手渡された」「ロケはまだないけどねww」今日は顔あわせで会社の社長と会ってもらうから、真美は真っ赤なワンピースを着ていた。「顔あわせですか?」「そうよ顔合わせよ」「はじめに顔あわせで社長と話をしてもらうからそれから打ち合わせに入ります」「じゃあ行くわよ用意いいわね」(そして事務所を出て、現場に直行した)取引先の社長はまだ40歳半ばの人で感じが良かった、真美がモデルが始めてでも「初めての仕事がうちなんですね、気合を入れてやってもらわないと」「そういわれて、真美はことさら緊張した」
スケジュールの打ち合わせと明日からグラビアの撮影開始だった。車の会社で、企画では車の前でにっこり微笑むというものだった。打ち合わせが終わって会社を出たらもう7時を周っていた。「今日はお疲れさま明日から開始だからね」「真美ちゃんなにか食べに行こうか?」「はい何か食べに行きたいです」「じゃあ食べに行きましょうね」「何が食べたい?」「一番和食がいいのだけどどう?」「はい和食でいいです」「よろしくお願いします」(雅のいきつけの和食の料亭に連れて行かれた)カタン、ししおどしが優雅に響き渡るここはそんなところだった。日本庭園があって外をみるときれいに整備されてる。少しづつの懐石が出だして、真美は箸をつけた・・・・
「おいしい」「うん、ここの料理は定評があるの」「たくさん召し上がれ」
小2時間くらいいただろうか、真美は次々出される食事に真美は満腹になった。
「ご馳走さまでした」「ここの支払いは私がするから今日は始めてで緊張したでしょ、おごりだからね」「本当にご馳走様でした」真美はそういってそこの料亭を後にした。
外に出るともう暗かった、冬なのでもう6時回るとあたりは暗いのである
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