俺様彼氏様!?
海
ブーブーブーブー
「うーん?朝だぁ」
ケータイのアラームで私は、目を覚ました
冬哉は…
まだ寝てる…
まつ毛長い
髪サラサラ
カッコイイ
「そんなに無防備に男に近くと危ない」
「起きてたの!?」
「それともキスして欲しい?」
「ななな、何言ってるの!」
「昨日も言ったろ
本気だって」
「私、朝ご飯作ってくるね!」
私は、恥ずかしさに耐えられず逃げるように
キッチンに行った
窓に目を向けると
外は、雨が降っていた
「雨だ…」
せっかくの祭りがこれじゃあ中止だよ…
冬哉に言いに行かなきゃ
「冬哉、雨降ってるよ
今日どうする?」
「雨かぁ…
とりあえずメシ食べてからにしよう」
「そうだね」