俺様彼氏様!?
「寝たかったんだろう?
ふかふかにベッドに…」
見透かされてる…
何か
恥ずかしい…
「見透かされてる…」
「美雪が考えてる事ぐらいわかる」
うっ…
私が単純って事?
どうせ、私は、単純ですよ!!
「私が単純って事?」
「フッ…
そうだな」
「あっ!
笑った!
冬哉、ひどーい!」
「まぁ、怒るなよ
帰りの支度するぞ」
「ふん」
もう!!
冬哉たらひどいんだから…
いつも
私をバカにして…
「拗ねるなよ
今度は、ここよりいいところに連れて行ってやるから」
えっ?
ここよりいいところ?
別にいいのに…
そこまでしなくても…
「そこまでしなくても…」
「いいのに、だろ?
俺が行きたいだから付き合えよ?」
「うん!」