俺様彼氏様!?
「ほら、帰るぞ」
冬哉が差し出した手をとった
優しくて大きな手
私の好きな手…
「何だよ?
俺の手ばっか見つめて」
「何でもない!行こ!」
「あぁ」
私達は、レストランを出て車に乗った
車乗り
一端帰宅することになり冬哉の家に向かった
「着くまで寝てていいからな?」
「うん、でも
今は、眠くないから平気」
「そうか…
疲れたりしたら寝ろよな」
「うん
あっ!
ホテルにある荷物は?」
すっかり忘れてた
荷物の事
冬哉の事だから家に届けてもらう手配してありそう…
「あぁ…
手配しといたから」
「やっぱりそうだったんだ」
「まぁな」
「冬哉の事だからそういう事しそうだから…
それにしても…
何で、急遽日にち変更何だろう?」
「美雪もそう思うだろ?」
えっ?
って事は、冬哉も私と同じ事考えてたんだ
「うん」