覚めない微熱だけ、もてあましながら
きっと楽しいに違いない……と。
麻里は、ずっとこの日が来るのを待っていた。思いついたのは確か月曜日……。今日は土曜日だから、五日間が過ぎた。こんなにスローペースに感じる五日間ははじめてだった。特に、会社にいる時の拘束時間が拷問のように思えるほど。
「椅子、いらないかな……」
食卓テーブルのみにして椅子は部屋の片隅に追いやった。
「立食っぽい感じ?」
お酒にお料理、取り皿、お箸……。
あとは……
夜だから、キャンドルで演出してみようか。
食卓テーブルの上に様々な色のキャンドルを置いた。
赤と、オレンジと、水色と……。
「だいたいこんな感じかな……」
麻里は色々な角度から、部屋のど真ん中にある食卓テーブル……すなわちメインになる一部分を眺めた。
「オッケーだな……」
シュボッ……
麻里は、ソファに座り煙草に火をつけた。
ふぅ〜……
麻里は、ずっとこの日が来るのを待っていた。思いついたのは確か月曜日……。今日は土曜日だから、五日間が過ぎた。こんなにスローペースに感じる五日間ははじめてだった。特に、会社にいる時の拘束時間が拷問のように思えるほど。
「椅子、いらないかな……」
食卓テーブルのみにして椅子は部屋の片隅に追いやった。
「立食っぽい感じ?」
お酒にお料理、取り皿、お箸……。
あとは……
夜だから、キャンドルで演出してみようか。
食卓テーブルの上に様々な色のキャンドルを置いた。
赤と、オレンジと、水色と……。
「だいたいこんな感じかな……」
麻里は色々な角度から、部屋のど真ん中にある食卓テーブル……すなわちメインになる一部分を眺めた。
「オッケーだな……」
シュボッ……
麻里は、ソファに座り煙草に火をつけた。
ふぅ〜……