天使に誓うこと

涼介が生きてる。

今、あたしの目の前にいる…。


じゃぁ、あれは本当に夢だったんだ…?
信じられない。

涼介と付き合ってたのも、涼介が亡くなったのも……。

全部夢なの……?




「うた…」



ビックリしていた涼介だが、しばらくすると腕を回してくれた。



涼介の温もりが、涼介の心臓の音が、涼介の呼吸が……


感じ取れる。








涼介が……







ちゃんとここに生きている。







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