天使に誓うこと


そして読み終わった後。



「うた…………」



涼介はあたしを抱きしめた。



しばらくして体が離れると、だんだん涼介の顔が近付いてきて。



そして、あたしと涼介の唇は重なった。





〝夢〟でも1回もしなかったキス。




夢の中でしなかったのは、現実にとっておくためだったのかもしれない。



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