天使に誓うこと


『でもさ、涼介も素直になったね』



「ハハッ。もとから~」



『嘘つけー』



あたしは何日か後に退院した。

そしてあたしたちは数え切れないほどのキスをして、ベッドの上で一つになった。





「なぁ、うた」



『ん?』



「俺はうたに、一生の愛を誓うよ」



『なに、急に……』



「これは、俺が天使に誓うこと」



『ははっ。ありがとう。じゃぁあたしもそれ誓う』



「じゃぁ、あと2年したら結婚しよう!」



『……学生結婚でいいなら…』






~end~





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