天使に誓うこと

あっとゆうまに病院に着いて、涼介は手術室に運ばれた。




連絡をされたであろう、涼介のお母さんと、あたしのお母さんが来た。




あたしは手術室の前の椅子に座っていた。




「うたちゃん……」



あたしを見た涼介のお母さんは、すぐに寄ってきた。



「うたちゃんは無事なのね…」



『…はい』



「涼介は………」





涼介のお母さんはそれ以上何も言わず、あたしの隣に座って俯いていた。











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