わたしへ
  私は、下ネタが大すきで、女子の前でも関係なく未知の生命体について、話し合った。
  友達の、ツトもそうだった。

身体は子供、頭脳は大人へと変貌したい年ごろである。


  まだ、わきげもはえていないやつらが多い。


  私は、はえていたが薄くて、処理してしまえばまったくわからない


  そんな私は、まだ13歳であって、女の人の身体には興味があっても、女子には興味がなかった。


  毎日、男子と遊んで家に帰って、親の目を盗んでAVをみていた。

  あのころは、垂れ流しだった。

  もしかしたら、教科書の数よりエロ本の数のほうが多かったかもしれない。


  そして、私は、父がとても憎かった。それはたぶん並大抵のことではなかった。

父は冗談がすきだった。

  私が幼いときから、よくどこかに遊びにつれていってくれたが、いくさきざきで、置いていかれた。


  私はその都度泣いていた。

  しかも、無類の酒ずきで、しばしば缶ビール片手に運転していた。

  その父は酒を飲んで、私にこう言っていた



  「男の人生は死ぬまで、修行だ。」


と、どうでもよかった。

  俺はお酒を飲んでほしくなかった。たぶん、お酒がかなり家計を圧迫していたからだ。
  この父が、どうなってしまうのかは・・・・・


  私の中では、唯一、殺したいほど憎い相手であり

  また、生涯悪い見本として

  絶対にまねしては、いけない人間である。



  私は学校がすきだった。だって、家にいなくてすむから。

    友達という家族とすごすほうが楽しかったから・・・・・







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