わたしへ
  私と、ゆいとの出会いは、初めての席替えだった。

  あ〜、男ととなりにならないかな〜と思っていたら、四方位、女子になってしまった。

  「頼むから、もう一回席替えしてくれ〜。」
  願いもむなしく、そのままであった。
  しょうがなく、斜め前のヨウトとエロ話をしていた。
  その時である

  「ちょっと、私のとなりでシモの話しないでよ。」

  聞いていたのである。
 聞かなければいいだろ。私は、心の中で思った。
  が、なぜこの女は俺たちがシモネタを話ているのがわかったんだ。
  ということは、この女はかなりのスケベであると確信し、私はこの女子に下ネタをはきまくったのである。


  「カイトくん、やめてよ」

  そういわれたが、おかまいなしである。

  二人が出会ったのは奇しくもどちらも、スケベだったことからであった。


  ゆいは、カイトのことを、内心

 「こいつ、恥をしらないのか。」


と思っていたが、下ネタに興味がなくわなかった。


 この時から、二人はエロ話の師匠と弟子としての日々が始まった。。




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