初恋



「望が何をなやんでるのかはわからないけどさ...1人出悩むな!!アンタは1人で抱えすぎ!!1人じゃないんだよ?あたしに話してよ」


あたしは声を震わせながら口を開いた。


「ち..ちづん..づるちゃんは...友達で...いてくれる?」


あたしはいい終わるとギュッと目をつぶった。

怖かったから...また友達がいなくなってしまうのが....。



「もちろん!!ぜってぇ離れない...」


あたしは千鶴ちゃんの言葉で話す事を決めた。


「あたし...恋をしたことがないの...。」


「うん」

千鶴ちゃんは優しく頷く。


大丈夫千鶴ちゃんだったら...言える。


「2年前...あたし友達とスキな人の話をしてたの・・・─────
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