初恋


目を開けるとそこは風に当たろうと休んでいた階段......?

....!!

隣には早川くんが寝ていた。

って!!
あたし早川くんに頭のっけてた?


だからみんなのとこ行けなかったのかな..?

重かっただろうな?

あたしはごめんなさいの気持ちでいっぱいになった。


「早川...くん?」

....。

「早川くん!!」

「..ん?」

眠そうにむくっと起きる彼は背伸びをした....


...///

なんだか急に緊張してきた....


「あ!星野!!起きたんだ」
彼はあたしに気づいて口を開いた

「ぅ..うん」


今日初めて聞く早川くんの声....
新鮮に感じられる..。

そして...

....

どきっとしてしまう。


やっぱり...

あたしはどうかしてる


「みんなのとこ戻ろっか!!」


そう言って早川くんとあたしはみんなの所に戻った....



「2人して遅いぞー!」

「うるせー」

栗田くんの冷やかしにそう早川くんは答えた。


「怖ぁい!!星野何してたの?」

栗田くんは今度はあたしに話をふってきた

「なっなんにも!あたしが寝ちゃったから...」

「なんだぁ何にもなかったんだぁ」

栗田くんはちっ!というような顔をしていった。
< 25 / 50 >

この作品をシェア

pagetop