初恋
「望ぃおはよっ!」
あっ千鶴ちゃん!!
「おはよう」
「望何か変!!どーした?」
あたしは笑顔で言ったつもりなのに...何で千鶴ちゃんにはお見通しなんだろうっていつも思う。
あたしは全部千鶴ちゃんに話した。
里奈ちゃんの手紙の事。
手紙を渡したくない事。
全てを...
千鶴ちゃんなら、なんでも言えるから!!
「...ん〜...」
千鶴ちゃんは考えてから「それは[恋]だね!!」といった....。
そんなはずない...
ははは(笑)
「それはないよ!だってね!早川くんはあたしの尊敬する人だよ?」
あたしはきっぱりと言った。
「早川の前だと
ドキドキしない?
胸が苦しくならない?
里奈ちゃんに嫉妬しない?」
なんでわかるの?
すごい!!
千鶴ちゃんって超能力者なのかなぁ?
「っなんで分かんの?」
「それが恋だから!!」
「違うよ!!だってあたしは尊敬してるから、そう言う気持ちになるんだよ....。」
それはないよ....
だって恋...した事ないもん
「分かった!望は恋した事がないんじゃない!」
へぇ?
「自分の気持ちに気づいてないの!!」
あたしが早川くんを....
好き....?