初恋


早川くんは人気者


あたしは正反対



そんな事があたしを素直じゃなくする....



「早川は....」


嫌な所全部言ってやりたいのに何一つない


「早....ヒクッ...川くんは」

また泣いた
今日は何回目かな


自分がキライ


「もう..ヒクッ...ヤダよ
うぅっ....ヒクッヒクッ...」



っ!!


瞬間的に引き寄せられた体


あたしはいま早川くんの腕の中


「あたし...好きだよ!
大好きだよ」


「俺もだよ」


体を離して早川くんはあたしを見つめる


今日初めてちゃんと見た早川くんの顔


そしてあたしの涙を親で拭ってくれた


「泣くな!」


「ごめっ


ちゅっ



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