フリ-ジングの鐘の音
フリ-ジングの頭の中に、あの鐘の映像がよぎった。
「鐘…あの鐘に何かあるの…?」
フリ-ジングは、鐘に呼ばれている気がしてならなかった。

あの鐘には近づいてはいけなかったの?
お母さんの言ってた事と何かあるの?
フリ-ジングは、お母さんからの言葉を、
思い出しながら、鐘のある場所へと向かった。
次第に、雲が暗くなり、
雨が降り出し、風が出てきた

数メ-トル先の視界も、狭間れて行く。
左腕で、顔の辺りにあて風と雨を避けるかのように、徐々に前にへと進む。
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