フリ-ジングの鐘の音
「妖精の姿が見える君なら、
てっきり見えると思っていたのに、小さい力で見える妖精しか見えなかったんだな」

フリ-ジングは、その言葉を聞いた瞬間びっくりして、少年を方を見た。
「あなたは、私が妖精の姿を見えていたの知ってたの?」

「ん〜まぁ〜その妖精が俺を呼んだから何かと思ったけど、この村に、君みたいのが居るなんて、俺も始めは信じて無かったけどな…こうなる事を告げて来たのは、その君の後ろの妖精
この村がこんな事になったのもその妖精が助けを求めていたからなんだっ」

フリ-ジングは、この場所に来た意味が、何となくわかった気がした、ノビンドおじさんだけでは無く、この村から、人々が居なくなってしまった事、この異変に。

「妖精さんは、こんな酷い事しないよ…妖精さんは、私にとって大切なお友達だもの…」

フリ-ジングは、目の前に姿を現した、妖精の方を見て言った。
妖精は、かすかな光に包まれ、弱々しい感じに見えた。
「そいつ、君に頼みがあって、俺を呼んだって言っただろ…、今はそうやって飛んでいられてももうすぐ、力を失ってあの世に帰らないと行けなくなると思う力を使って迄呼んだ意味があるんだと思う」

妖精は、フリ-ジングに小さな声で話しかけて来た。
「あなたのお友達が…私に助けを…うんんっ…私の力だけではこの村は助けてあげられない…だから…」

妖精は、伝えようとしていた事を何か隠すかのように、フリ-ジングに伝えて来た。
「村に降り続けているこの雨にも、何か意味があるの?」
フリ-ジングは、降り続けている
雨の音が、さらに降る勢いが増して来たのを音で感じとった。
このままでは、この村は破滅してしまう気もした。
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