私の旦那はエリート社長


「どうした?」


手を止めた私の顔を覗き込む社長。


「何でもないですよ、社長!
書けましたから。」


「あぁ。」


それに私は佑と違って大事にされてなかったし。


佑は昔から可愛がられてて。


私なんて親にも相手にされなかった。


唯一の理解者はおじいちゃんだったと思い出す。


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