Sky Blue-同じ空の下-
-Story6
頭の整理もつかないまま、翌日になった。
廉は相変わらず無愛想だけど、昨日と明らかに違っていた。
「疲れたーーー、今日慧くん来てないの?」
お昼、メロンパンを片手にチカが聞いてきた。
「昨日の夜に東京に行ったよ。仕事らしい、」
「何で知ってんの。」
「まぁ…」
すると、後ろから肩を叩かれた。
次の瞬間、ガヤガヤ騒がしかった教室は静まり返った。
バシッッッ―