Sky Blue-同じ空の下-


「桃華さん、突然すぎるわ。いきなり来て、碧を…」


「外野は引っ込んでて。」
今までの桃華さんの雰囲気とは違う。遥かに何かが違う。怖い、それだけしか頭になかった。



「外野って!!」
チカも負けじと張り合おうとする。


「昨日は…」
そんなチカを抑えて、左の手で椅子を頼りに立ち上がった。


「昨日は…」
「―俺といたけど、」

廉が私の言葉に続けて言った。


< 158 / 203 >

この作品をシェア

pagetop