Sky Blue-同じ空の下-


「なぁ碧…」


「ん?」


「寝た?」


「寝た。」


「嘘ッ。」


「じゃあ聞くなし。」


「私な純のことが好きなの。」


「知ってる。」


「えっ!」


「アンタ分かりやすいし。」


「でも、純モテるから…学校じゃ話せないし…」


「そうか。」
こんな曖昧な答えを出したけど、きっと純もチカを大切に思ってる。



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