苦くて甘い恋


「もし、いっつも傍にいる奴を好きになって…

相手の気持ちも分かんねぇまま…
告白できずに学校生活終わってしまうってどう思う?」




そう言って龍也は意味不明な質問をしてきた…




「う〜ん私だったら嫌かなぁ。 気持ち伝えないで卒業しちゃうなんてもったいないよ…」





「そうだよなぁ〜」

龍也はいった。



すると龍也はいきなり立ち上がって私の前で座りこんだ…




「恋花さぁ〜俺との約束覚えてる??」




多分龍也がいってる約束は小さい頃にいったあのことだ…




"俺から離れんじゃねぇよ"




「覚えてるよ?」




「そうかぁ〜俺な言葉だけじゃ足りねぇんだよな。恋花の全部が欲しいっつかなんつーか…」






そう言い終わった瞬間…龍也は私を抱きしめた
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