終わらない
意見も言えず

言われるがままの私

そんな私が、沙希の事には反論できた。

彼女がそんな侮辱されるような

人間ではないと 知っていたから


それから

仲間が出来た強さが

私に勇気をくれたのかもしれない

それから

私自身もそうやって人から

守ってほしかったんだと思う


そんな気持ちが私を勇気付けた。


そんな日々が過ぎ・・・


又、悲しい変化が起こる。



沙希を攻める人間達は

庇う・反論する!

そんな私に反感を抱く


自然と私に冷たい眼が集まる。

私は気にしない

だって

一人じゃない

たった一人だけれど

分かち合う早苗がいるから

大丈夫だよ・・・


慣れっこだもん

いいんだ

たった一人

そう・・

一人でも

私を判ってくれたら


小さな小さな

小さな私の存在

とても幸せな時間でした。






























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