終わらない
そんな私に

又、悲しい現実はやってくる。

いじめる奴らには

二人のターゲットは不要なのだ

矛先は

私に向かいだした。


何も怖くない私のはずが

又、孤独に逆戻りなんだ・・・

あれだけ、分かち合ったはずの

沙希は、

私との距離をとり

あいつ達と仲良くなったのだ


最初は、凄く腹立たしく

恨むぐらいの感情になったけれど

仕方がないんだよね・・・

強い者に立ち向かう勇気なんて

幼い子供達には過酷だよ


大人の世界でもそうなんだもん


沙希は、私を裏切ったんではない

弱い人間だから

強い者に屈して

自分を守っているんだと・・・



そう言い聞かせる事で

悲しい現実を逃避する事ができた。
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