4階の部屋
「ようこそ。died worldへ。」
「誰・・・?」
そこには知らない女性が座っていた。
制服は着ていない。
学生ではないみたいだ。
「ご存じないようで。」
「まぁ・・・何ですか・・・?ここ。」
「死の世界と言っておきます。」
「は?」
「あなた、誰かのこと憎んでいますね?」
「何でですか・・・?」
「分かりますよ。そういう人何度も見てますから。」
「一体なんなんですか?」
「憎しみを晴らし、公開を消す。
それがここの目的です。」
「・・・戻ります。」
「ご希望の方は?」
「は?だから、そんなんに付き合ってられません。」
私は部屋を出ようとする。