─心友─
第一章*
桜の季節
ねぇ、私はあなたたちに何度も何度も裏切られてきたよ。
心友..ここの友だと思っていたあの子にも..。
ねぇ、どうして誰も助けてくれないの?
誰か助けて!! まだ小学生だった私は、一人屋上で泣いたんだ。
2003年
季節は桜咲く春。
私は、相楽智以(さがらちい)小学五年生。
今日は、新一年生の入学式で私たちはその手伝いをしていた。
式が始まる前まで、一年生と一緒に遊んでおいて。先生にそういわれて私は親友の愛(まな)と一緒に一年生とブランコで遊んでいた。
私が、一年生のブランコをこいでいると愛が私に問いかけてきた。
「智以~!! もう5年生だねぇ。ずっと私の親友でいてくれる?」
「えぇ?なにいってんのよぉ!!当たり前ぢゃん♪」
「だょねぇ☆」
...でも、このときはまだ気づいていなかったんだ。
愛が私のことを嫌っていたなんて。
私との親友をやめたいっておもっていたなんて。
.....それから一ヵ月後、愛の様子が急におかしくなったんだ。
ずっと親友だと思っていたのに。
心友..ここの友だと思っていたあの子にも..。
ねぇ、どうして誰も助けてくれないの?
誰か助けて!! まだ小学生だった私は、一人屋上で泣いたんだ。
2003年
季節は桜咲く春。
私は、相楽智以(さがらちい)小学五年生。
今日は、新一年生の入学式で私たちはその手伝いをしていた。
式が始まる前まで、一年生と一緒に遊んでおいて。先生にそういわれて私は親友の愛(まな)と一緒に一年生とブランコで遊んでいた。
私が、一年生のブランコをこいでいると愛が私に問いかけてきた。
「智以~!! もう5年生だねぇ。ずっと私の親友でいてくれる?」
「えぇ?なにいってんのよぉ!!当たり前ぢゃん♪」
「だょねぇ☆」
...でも、このときはまだ気づいていなかったんだ。
愛が私のことを嫌っていたなんて。
私との親友をやめたいっておもっていたなんて。
.....それから一ヵ月後、愛の様子が急におかしくなったんだ。
ずっと親友だと思っていたのに。