波乱LOVE ~俺様悪魔の危険な計画~
「はい」
「ははっは~!!お前、相当虎好きなんやな。なんで、ブラが虎模様やねん!!お前、阪神ファンなん?」
うぅ。
たまたま今日のブラは、黄色と黒のストライプやった。
確かに、親子共々阪神ファンやけど!!
「これ、今日の放課後まで俺が預かっとくから。この部屋に取りに来いよ。誰かに言うたら、このブラに名前書いて、校門にブラさげとくから」
大雅……
私のブラ、そんなにじっと見やんといて。
そのブラ、結構使ってるから綺麗じゃないし、ほんまに恥ずかしい。
「ほ~!お前、Dもあるんけ。ふ~ん。なんかちょっと甘い匂いするわ」
あほちゃう!!
私のブラを顔に当てて、匂いかいでる!!
「あんた、変態やろ!!やめてや」
「杏奈ちゃん。俺を誰やと思ってんの?そんなこと言って、またいじめられたいん?」
ブラを頭に乗せた大雅が、ニヤニヤしながら私を見る。
悔しいけど、めっちゃかわいい。
虎模様のを頭に乗せた大雅は、ブラが耳みたいになってめっちゃかわいく見えた。