波乱LOVE ~俺様悪魔の危険な計画~
「あの、コイツがちょっとしんどい言うんで、1時間休ませてもらってええかな?」
私の髪の毛ガシって掴んで、保健の先生の前に突き出した。
明らかに嫉妬心丸出しって顔した先生……
「いいけど…… どうして大雅が……?」
「あ~、コイツ。俺の幼馴染で、妹みたいなヤツやねん。だから、ほっとかれへんから俺も付き添ってええ?」
妹って……
頭なでなでってされて、若干ときめいてる私。
そんなわけわからん理由で、許されるはずないのに、付き添いあっさりOK。
どうなってんの?
もうこの学校は大雅色に染まってる。
「妹か~!いいわね、そういう存在って。じゃあ、何かあったら声かけてね」
嘘やって何でわからんの?
美人なお色気ムンムンの先生は、私をベッドに寝かせた。