波乱LOVE ~俺様悪魔の危険な計画~
「検査してるだけやから」
大雅は小声でそう言うと、制服の中に入れた手を胸に!!!!
声を押し殺して、心の中でキャーーーーーー!と叫んだ。
生で。
生の乳……
おっぱい触られたぁ!!!
「俺の命令ちゃんと守って、えらいやんけ」
ニョキっと布団から顔を出した大雅。
大自然の中のリスのような。
あぁ、かわいい。
って、そんなことはどうでも良くて!!!!
油断してた。
またキスされた。
横になった体勢やから、余計に大雅の顔が近く感じた。
2回目やからか、ちょっと落ち着いてる自分がムカつく。
大雅の唇の感触とか、大雅の匂いとか、大雅のまつげの長さとか……
どうでもええのに、しっかり記憶してる。