波乱LOVE ~俺様悪魔の危険な計画~
「何、勝手に呼び捨てしとんねん。罰として…… 今日の体育の時間、あの部屋来いや」
「今日の体育、バレーやし…… あ、でもノーブラやから、サボってもまぁええか」
「素直になれや、杏奈。俺とふたりきりでイチャイチャできるのが嬉しいんやろ?」
「あほぉ。ありえへんわ」
大雅がフっと笑った時に、大雅の息が私の顔にかかった。
男の匂いっていうか……
なんかめちゃめちゃ胸がきゅんきゅんする匂いがした。
「なぁ、俺のこと好き?」
この状況で聞くなーーーー!!
そんなかわいい顔して、つぶらな瞳で見つめるなーーーーー!!
ちょっとひんやりした手を私の熱くなった顔に当てやんといてーーーーー!!
「俺のこと好き?」
おでこくっつけるなーーーーー!