先生、お願い


「なっ?!」


真樹は唇をつけていたところを指で軽く押すと


「俺の証(しるし)」


と満足げな笑顔

「な、につけて…」

多分顔真っ赤だ
いや、絶対に


真樹は私の顔を見てふっと口元を緩める

「可愛い莉緒奈」


そう言って真樹は果てることない甘いキスを私に捧げるのであった




< 96 / 99 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop