Twenty*LoveStory



教室に向かう途中も、
振られた理由を考え続ける。




好きな人がいるのは、しょーがないか。
でも違うってなんなの!?



何が違うのよぉぉぉ!!




「きゃあ!!」





悶々と悩むあたし。



考え事をしてたからなのか、
思いっきり人にぶつかってしまった。



しかもぶつかった人が持ってた本に腕ぶつけた。




痛ーい・・・・・・




「いでででで・・・」


「ボーッとしてるから・・・」


「うーるさなぁー」


「ホラ、謝って」




顎をしゃくって、
ぶつかった人へと視線を移すミサキ。





やっば・・・・・・・




「あ、あの! ごめんなさい。
よそ見しちゃってて・・・・・」



頭を下げて、
視線を上げたときびっくりした。



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