Twenty*LoveStory
運命の恋に出会ってから数日。
ユウヤさんに関わる方法を探してたら、
なんと幸せはやってきた。
「ミサキぃぃぃぃぃぃ!!」
あたしより前に歩いていたミサキを発見して、その背中に突進で突っ込む。
「ぅわ! 唯!? なにして・・・」
「どうしよう、ミサキ!
あたし人生初のモテ期到来かも!!」
「は?」
「誘われちゃった!」
今から約5分前。
大学の掲示板を見ていたあたしの元に、
ユウヤさんがやってきた。
『前にぶつかった子だよね?』
『あの日からちょっと気になっちゃって』
『どっか遊びに行ったりできないかな?』
ありえない展開に、
もうよだれとか出ちゃうそう。
だって、理工学部の王子が!