【短】秘密のサンタクロース
『失礼します』
今、あたしは職員室に来ている。手には英語のノート。
昨日提出だったのにできなかったから今日出そうと職員室にいる先生に渡すんだ。
「あ、三倉さん?こっちよ」
英語の山中先生はあたしに気づくと笑顔で手を振ってくれた。
あたしは『遅れてすいません』と一言添えてノートを先生に渡した。
「ご苦労さま」
先生は優しい笑顔で一言言うと、机に座り仕事を始めた。
・・・帰ろ。
職員室のドアをあけて廊下に足を踏み入れたとき。
「おっ、三倉!」
『え?』
この低いガラガラの声は数学の木村先生。
そして、C組の担任。
・・・嫌な予感がするのは気のせい?
先生は自分の持っているプリントの山の中から何枚かを取ってあたしに差し出してきた。
これって・・・
「今日、小川ん家にコレを届けてきてくれないか?」
・・・NO~~~~!!!
今、あたしは職員室に来ている。手には英語のノート。
昨日提出だったのにできなかったから今日出そうと職員室にいる先生に渡すんだ。
「あ、三倉さん?こっちよ」
英語の山中先生はあたしに気づくと笑顔で手を振ってくれた。
あたしは『遅れてすいません』と一言添えてノートを先生に渡した。
「ご苦労さま」
先生は優しい笑顔で一言言うと、机に座り仕事を始めた。
・・・帰ろ。
職員室のドアをあけて廊下に足を踏み入れたとき。
「おっ、三倉!」
『え?』
この低いガラガラの声は数学の木村先生。
そして、C組の担任。
・・・嫌な予感がするのは気のせい?
先生は自分の持っているプリントの山の中から何枚かを取ってあたしに差し出してきた。
これって・・・
「今日、小川ん家にコレを届けてきてくれないか?」
・・・NO~~~~!!!