【短】秘密のサンタクロース
『なんであたしなんですか!?』
あたしC組じゃないし!
「え?だってお前、アイツの彼女だろ?お見舞いに行かないのか?」
・・・うっ。
何も答えられない。
一応、彼女であって彼女ではないわけなんだけど。
「頼むよ。俺、今日出張でいけないんだよ。アイツの友達もみんな塾やらで忙しいらしいし」
・・・嘘でしょ?
失礼かもしれないけど、小川と一緒にホースで遊んでいた連中、どっからどうみても塾に行くような感じじゃなかったよ?
・・・嘘だ。
「とにかく、なっ?頼むよ」
そういってあたしの返事を聞く前に先生はプリントをあたしに渡し、そのままどこかへ行ってしまった。
取り残されたあたしはため息をついてそのまま教室まで帰ろうとした。
「良かったね」
・・・聞いたことある声。
顔を上げると・・・ユマ。
「これで行くよね?小川の家」
『・・・』
何も答えられない。
行くしかない。
あたしC組じゃないし!
「え?だってお前、アイツの彼女だろ?お見舞いに行かないのか?」
・・・うっ。
何も答えられない。
一応、彼女であって彼女ではないわけなんだけど。
「頼むよ。俺、今日出張でいけないんだよ。アイツの友達もみんな塾やらで忙しいらしいし」
・・・嘘でしょ?
失礼かもしれないけど、小川と一緒にホースで遊んでいた連中、どっからどうみても塾に行くような感じじゃなかったよ?
・・・嘘だ。
「とにかく、なっ?頼むよ」
そういってあたしの返事を聞く前に先生はプリントをあたしに渡し、そのままどこかへ行ってしまった。
取り残されたあたしはため息をついてそのまま教室まで帰ろうとした。
「良かったね」
・・・聞いたことある声。
顔を上げると・・・ユマ。
「これで行くよね?小川の家」
『・・・』
何も答えられない。
行くしかない。