【短】秘密のサンタクロース
「俺、アイス食いたいんだけど」
『・・は?』
彼の視線の先を見るとそこにはどこにでもあるようなコンビニ。
ていうか、アイスって・・・今冬なんですけど
「冬だからってアイス食べちゃいけないわけじゃないじゃん」
『あたしは無理。寒いのに冷たいものを食べるなんて・・・』
「大丈夫、俺があっためてあげるから♪」
・・・それ本気で言っているの?
「とにかくおごってやるよ♪」
あたしの返事を待たず、小川はそのまま店の中へ歩いていった。
そんなときでも小川があたしの手を離さなかった事がなぜかとてつもなく嬉しい。
小川が買ってくれたのはチョコ味のアイス。
『・・・ありがと』
冷たいものは苦手だけど、小川がわざわざおごってくれたわけだし。
食べないのは失礼かもね。
あたしはチョコ味のアイスをペロリとなめてみた。
うっ、やっぱり冷たいのは苦手・・・
そんなとき。
『・・・!?』
「うま」
『・・は?』
彼の視線の先を見るとそこにはどこにでもあるようなコンビニ。
ていうか、アイスって・・・今冬なんですけど
「冬だからってアイス食べちゃいけないわけじゃないじゃん」
『あたしは無理。寒いのに冷たいものを食べるなんて・・・』
「大丈夫、俺があっためてあげるから♪」
・・・それ本気で言っているの?
「とにかくおごってやるよ♪」
あたしの返事を待たず、小川はそのまま店の中へ歩いていった。
そんなときでも小川があたしの手を離さなかった事がなぜかとてつもなく嬉しい。
小川が買ってくれたのはチョコ味のアイス。
『・・・ありがと』
冷たいものは苦手だけど、小川がわざわざおごってくれたわけだし。
食べないのは失礼かもね。
あたしはチョコ味のアイスをペロリとなめてみた。
うっ、やっぱり冷たいのは苦手・・・
そんなとき。
『・・・!?』
「うま」