【短】秘密のサンタクロース
大好きな冬
ハッピープレゼント
***
月日が流れるのってあっという間でいつのまにかクリスマスイブ。
隣でユマカップルはラブラブで盛り上がってる。
なんだか寂しくて窓の外を見ていると空が暗くなっていた。
冬になるとすぐ夜になる。
夜は暗くて寒くて怖いから嫌い。
あれから小川と廊下ですれ違っても目もあわせてくれないし、
もちろん一緒にも帰ってない。
話してもいなければ声も聞いてない。
それでもいまだに小川の横に女の子がいると心が痛むよ。
ちくちくちく。
それでもいまだに小川の手のぬくもりが恋しくて。
カイロくんはすぐに冷たくなっちゃうの。
あったかいけど、あたしの話に相槌すらうってくれないから。
寂しいよ…。
なんどつぶやいた事だろう。
自分から告げた別れ。
でもまだあたしは小川の事、好きです。
「三倉いる―!?」
急に隣のクラスの男子があたしを呼び出した。
『はい、あたしですっ』
月日が流れるのってあっという間でいつのまにかクリスマスイブ。
隣でユマカップルはラブラブで盛り上がってる。
なんだか寂しくて窓の外を見ていると空が暗くなっていた。
冬になるとすぐ夜になる。
夜は暗くて寒くて怖いから嫌い。
あれから小川と廊下ですれ違っても目もあわせてくれないし、
もちろん一緒にも帰ってない。
話してもいなければ声も聞いてない。
それでもいまだに小川の横に女の子がいると心が痛むよ。
ちくちくちく。
それでもいまだに小川の手のぬくもりが恋しくて。
カイロくんはすぐに冷たくなっちゃうの。
あったかいけど、あたしの話に相槌すらうってくれないから。
寂しいよ…。
なんどつぶやいた事だろう。
自分から告げた別れ。
でもまだあたしは小川の事、好きです。
「三倉いる―!?」
急に隣のクラスの男子があたしを呼び出した。
『はい、あたしですっ』