【短】秘密のサンタクロース
驚いて立ち上がると見たことのある男の子がいた。
小川ではない…けど。
あの日。
小川と初めてはなした日。
あたしが水をかけられたあの日、確かに小川のそばにいた男の子。
『何…ですか?』
恐る恐る近づいたけどその子の近くには小川はいなくて。
安心と一緒に残念。
「コレ。」
『え?』
急に差し出された赤色の紙袋。
「秘密のサンタクロースからハッピープレゼント!」
そう男の子は言ってあたしに紙袋を持たせるとニッと笑ってそのまま歩いていった。
「何、椎名?」
ユマが不思議そうにあたしを見てからあたしの持ってる紙袋を見るとニヤッと笑った。
その笑顔…どこか怖いです。
でも…これはなんだろ?
小川ではない…けど。
あの日。
小川と初めてはなした日。
あたしが水をかけられたあの日、確かに小川のそばにいた男の子。
『何…ですか?』
恐る恐る近づいたけどその子の近くには小川はいなくて。
安心と一緒に残念。
「コレ。」
『え?』
急に差し出された赤色の紙袋。
「秘密のサンタクロースからハッピープレゼント!」
そう男の子は言ってあたしに紙袋を持たせるとニッと笑ってそのまま歩いていった。
「何、椎名?」
ユマが不思議そうにあたしを見てからあたしの持ってる紙袋を見るとニヤッと笑った。
その笑顔…どこか怖いです。
でも…これはなんだろ?