〜おれの好きになる気持ち〜
そいつの振り向き方に、おれはどきっとした。





無駄のない機敏な動き。





物怖じひとつしない



圧倒的な雰囲気。





「貸しきりだ」





ぶっきらぼうにそいつは、言った。





「なんだよ、自由にって、かいてあったぞ?」




ちょっとむっとしておれは、言い返した。




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