永遠に愛してる・・・
「はぁ?…名前聞くときは、普通自分から名のるものじゃないの?」
目を向けずに言った。
「そっか、そうだよな!俺、白河 悠夜。1の2!よろしく」
悠夜が笑い言った。
「久利原 茉琴。1の1。よろしくしたくない。」
そう言って拾った教材を整えた。
「つめたいな〜」
悠夜は、くったくのない笑顔をした。
「はい」
「?」
悠夜は、茉琴が出した手を不思議そうに見ている。
「“?”…じゃなくて、教材!」
茉琴が言うと、
「ぁあ!ごめんごめん」
そう言ってはにかんだ。
「じゃーね」
茉琴が、教材を持とうとすると、
「どこまで?」
「教室」





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