永遠に愛してる・・・
だが、
茉琴の傷を見た瞬間
卓哉の目が
鋭くなった。


「どうしたんだ?」
卓哉が茉琴に
聞いた。


「・・・ちょっと
色々あって・・・」
茉琴は、卓哉の
視線が痛くて、
目をそらした。


「これは、
殴られたり
蹴られたり
したものだろう?」
卓哉は、的確だった。


「・・・」
茉琴が何も
言わないのを見ると
悠夜に、
同じ質問をした。


「俺が、茉琴に
近づいたから。
ファンに・・・
やられたんだ。」
悠夜が呟くような
声で言った。





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