永遠に愛してる・・・
「悠夜しりあい?」
「こんなブスとぉ?」
悠夜のまわりに居る女子が、笑う。
「ちょっとな。」
その女子に向かって笑う
「ハァ…」
茉琴は、「ラチがあかない」と呟き、教材を拾い始めた。
「な、カラオケいかね?」
悠夜と呼ばれた男子が、言い出した。
「「「「「「行く!」」」」」」
みんなが、笑って立ち上がった。
「わり、忘れもんした。先行ってて?」
悠夜と呼ばれた男子は、ごめん。といって、教室の方に走っていった。
他の男女は、ぞろぞろと帰っていった。


少しすると、悠夜と呼ばれた男子が戻ってきた。
『ハァ…タリィ…』
茉琴は、気にせずに教材を拾う。
「あのさ、アンタ」
いきなり声をかけられ、驚いた。
< 9 / 45 >

この作品をシェア

pagetop